関東ロードミニ選手権2021 RIDING SPORT CUP 開幕戦

バイクレース

2021.02.21 関東ロードミニの開幕戦が行われました

緊急事態宣言下ではあったものの、イベントの開催制限となる上限人数5,000人と収容率50%以下という条件には当てはまらないため開催となりました。それでも事務所への入場制限やマスク着用など屋外スポーツとなるモータースポーツですが、細心の注意が払われていたと感じました。
桶川スポーツランド内に置かれているアルコール消毒の数に本気を感じましたねw

レースは、2月とは思えない快晴で暖かい日差しの中で行われました。
例年、関東ロードは晴れでドライのレースが多いのですが、まさか2月にTシャツの人がいる状況になるのは予想外でした。では、MCの目線で見た勝手ながらのレースレポートをクラス別に行きましょー。

KIDS-E

結果から見れば、#41 市川速人選手の圧勝でした。
マシン的にも他選手と異なり、DR-Z50を使っているのでマシン的に優勢な部分もあるかも知れませんが、関東ロードのエントリーマシンの中では最も車格が小さく路面に最も近いのがこのクラス。それをあのスピードで走らせることができるのは、速人選手の実力と言えるでしょう。実際、路面にあれだけ近いと体感速度も相当速いと思うんですよね。今後も楽しみです。

ノービスミニ

今回のレースでは、まぁ、やはり、といいますか、さすが、といいますか、10数年ぶりに復活して関東ロードへの参戦となった、#82 丹野秀一選手がノービスAを制しました。この辺りは、レース巧者の実力が出たというところでしょう。気になったのは、ノービスAの2位#7 ts腰痛持ち選手が表彰台で語った衝撃の一言。腰痛よりも重症な(気がする)病を患った直後のレースだったとのことで、ビビりました。身体、大事になさってください・・・。

ノービスは、予選結果によって、A・B・Cの3つのクラスに分かれるのですが、それぞれに基準タイムがあり、これを超過(基準タイムよりも速いタイムでラップ)するとペナルティの対象となるので、自分の実力が近い人と勝負ができるルールが採用されています。

とは言え、ノービスにエントリーする選手たちはみなさん伸びしろがある選手が多いので、練習・予選・決勝とどんどん上手になり、タイムが出ちゃったりしますねw
それがいいんですけども。

このレギュレーションによって、予選よりも決勝で速いタイムが出てしまいタイム加算となったことで正式なリザルトが変わることもあるのですが、ボク個人としては悪いルールではないと思っています。

速くなった選手は優勝を逃すこともあるのですけれども、それだけ速くなったということですし、逆に棚ぼた的に優勝や表彰台を獲得する選手も生まれます。ところが、この棚ぼた表彰台によって自信がついてどんどん速くなる選手を多く見てきたので、いいルールなんじゃないかなって思ってます。
皆様の参加をお待ちしております!

トライアウト

予選では、#77 皆さんのおかげRTの山口陽大選手がポールを獲得。迎えた決勝レース。まさかのスタート失敗で波乱の展開に。スタートをきっちり制した#17 ウエハラ選手が優勝となりました。SPクラスへの入り口というような側面もあるトライアウトですが、予選と決勝の順位変動が起こりづらいクラスでもあります。この理由は、タイムを出すこと以外に「抜く技術」が必要になるから。前を走る選手につくことができても、ラインを外してしまうと思ったように走れないということがあるからなのではないかと思ってたりします。無理に抜こうとして転倒してしまうケースもあるので、注意が必要です。

そんな中、スタートでミスをして最後尾まで下がった#77 山口選手が3位表彰台に返り咲いたのは相当気合の入った走りができたからなのではないかと思ってます。(おめでとうございます!)
スタートでミスったりすると気合が入るのですが、半ば覚えておらず自身の走りを冷静に分析できなくなったりするので、冷静な時にいろんなラインで走ってもタイムが落ちないようにするといいのかも知れないですね!(偉そうにすみません)

HRCトロフィーjr

未来のGPライダーを排出するのに最も近いクラスと言えるHRCトロフィーjr。今回のレースは#71富樫虎太郎選手の圧勝でした。ただ、本人が決勝でタイムを伸ばせなかったと優勝なのに反省しているところが速くなるライダーを感じますね。(このクラスに参戦している選手はみなさんそうなんですけど)。もちろん、他の選手も上を目指しているというクラスですので、今後も目が離せないと思います。

HRCトロフィー

こちらもjrクラスと同じNSF100のワンメイククラス。台数の関係でjrと混走するケースも多かったのですが、この開幕戦は、大人だけの戦い。速さを見せたのは、2020シーズンの最終戦がやや消化不良なレースとなった#16 ぐんにい選手。終わってみれば、4秒以上の差を開く大差でのチェッカーとなりました。ワンメイクレースというマシン差が付きづらいクラスでの独走はすごいと思いました。

今年は、ツインリンクもてぎのフルコースで全国大会も予定されているHRCトロフィー。誰が桶川スポーツランドの代表に選ばれ、全国大会で活躍するのはどの選手になるのでしょうか。今後も楽しみです。

HRC GROM Cup

TOP3が抜け出す形で展開された開幕戦のGROM Cup。制したのは#73 宗 隆志選手。他のサーキットで活躍する#74 ヤングライオン選手、#88 蜂屋 弘美選手との戦いを制しました。すっかり関東ロードのGROM Cupの実力者といえば宗選手という印象になっていますが、実は愛知県から毎戦遠征で参戦してくださっている猛者なのです。もうすっかり桶川の顔になっていますねw

OPEN&S85

OPENクラスとS85クラスの混走別表彰で争われるこのクラス。OPENクラスのエントリー台数が年々減っていって今回は#21 染谷孝行選手のみ。ただ、今後もOPENクラスへの参戦も表明いただいたので一安心。台数が増えて面白いレースをまた見たいですね。染谷選手が表彰台に登るとシャンパンファイト(正確にはシャンメリーですけどw)で、ボクが狙われるので、染谷選手を倒してくださる選手を募集しておりますw

S85クラスは、昨年のSP-EXPチャンピオンである#14 高橋匠選手が参戦。#31奥貫翔選手とのバトルが勃発。予選からバチバチでした。決勝レースでは、匠選手がまさかのマシントラブルで戦線離脱。#71 中谷健心選手がおいますが、奥貫選手が逃げ切る形でS85クラスを制覇。若手が参戦しS85クラスは盛り上がりを見せています。

インポートミニMID

TOP2が抜け出す形の展開。#37 A.G.R選手と#74 ツヨツヨツヨチ選手の一騎討ち。逃げ切ったA.G.R選手が優勝。表彰台でも嬉しさを爆発させていた。3番手争いも2台の展開となり、#13 池田武選手 対 #85 飯岡正吾選手の戦いとなり、池田選手が3位となった。SUZUKIからGSX-R125が発売されインポートミニの参戦車両が入手しやすくなったこともあり、台数の増加傾向となっているインポートミニクラス。GSX-R勢も増えてきており今後も楽しみなクラスである。

MIDクラスの先にEXP(エキスパート)クラスが存在し、こちらはハイレベルな戦いとなっておりそこを目指すライダーがMIDクラスを盛り上げてくれている。ナンバーが付く車両ということで中古車としても出回ってきており、次世代のミニバイクレースの中心的な存在になるのではないかと個人的には思っている。そして、ちょっと欲しい。

SP-F

SPクラスの入り口となるF(フレッシュマン)クラス。RSヨコタの#24 五十嵐慧選手が制覇。予選では、#9 折れ太選手が五十嵐選手のタイムを1000分の8秒上回るタイムをマークし、ポールポジションを獲得。タイム差がほとんどなく激戦となったが五十嵐選手が折れ太選手との戦いを制した。

折れ太選手は、SS KILLERSに参戦している選手だが、今シリーズから関東ロードミニにも参戦を始めた。昨シーズンの最後に怪我をしてSS KILLERSの最終戦を欠場していたが、怪我の影響はもうないとのことだった。今後も楽しみだ。

インポートミニEXP

インポートミニクラスの頂点を決めるのがEXPクラス。昨年は5戦中4勝という圧倒的な強さを見せた#1 志賀デビルマン選手が予選から実力を発揮。ポールポジションとなる。予選2番手に#2 大木 俊二選手、3番手に#3 マス選手が続く。

決勝では、スタートで前に出た志賀選手を大木選手が追う展開。2周目4コーナーで仕掛けて前に出た大木選手を4周目の4コーナーで志賀選手が抜き返すという4コーナーバトルが勃発。抜かれたコーナーで抜き返すというあたりがチャンピオンの意地なのか。中盤から終盤にかけては、チャンスを作ることができず志賀デビルマン選手の開幕戦ポールトゥウィンで決着した。

SP-MID

SP-MIDには、今回のレースでS85クラスにも参戦している#31 奥貫翔選手、#67 中谷健心選手がトップ争いを行う形となる。制したのは、奥貫選手。トップを1度も明け渡すことなく、チェッカーを受けてポールトゥウィンを飾る。S85クラスと同様の展開となった中谷選手には悔しい1日となった。

SP-EXP

前日までのフリー走行の段階から、非公式ながらレコードタイムが出ているとの情報があった、#69 池上聖竜選手。その情報に偽りなく、公式練習(レコード認定される)から、レコードタイムをマーク。

その勢いのまま予選を迎え、自身が塗り替えたコースレコードをさらに更新する。44.561。2020シーズンの最終戦で記録されたコースレコードを2021シーズン開幕戦で塗り替えるという状況になった。

決勝レース。予選タイムから池上選手の抜け出しを予想した#2 竹内 吉弘選手が早い段階で仕掛ける。池上選手の前に出て、レースを牽引する。だが、M字でマシンが振られ池上選手にかわされてしまう。あわや転倒か、という状況までマシンが振られたものの立て直し竹内選手が追撃するも、周回を重ねるごとに少しずつその差が開いて、池上選手の逃げ切りでレースはチェッカーとなる。

#69 池上聖竜選手は、レコード更新、ポールトゥウィンと完璧な1日となった。

第2戦は4/18

3つのレイアウトで闘う関東ロードミニ、第2戦は4月18日。最も短いコースレイアウトとなる旧コースでの戦いになる。次戦も熱い戦いを期待しています。

じゃ、また。

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